選ばれる大学の広報活動とは?

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大学広報アドバイザー・ブログ

13. プレスリリースよりも有効なのは?

プレスリリースの有効性を紹介してきましたが、今度は2つ目の広報の主要な業務である取材に関してです。

実は、プレスリリースよりも重要な広報活動が、取材であると考えます。
プレスリリースが発信後すぐに記事にならなくても、取材につながることが大きな成果です。

皆さんの大学では、取材をどのくらいしていますか。
コロナ禍により、大きく状況は変わってしまった思いますが、プレスリリース以上に数を増やしたいのが取材です。
取材の数を増やしたほうが、広報の成果としては大きくなります。

取材による記事は、深みのあるいい内容で紹介されます。
プレスリリースによる記事よりも、取材からの方が、大きく内容的にもいい記事になります。

プレスリリースは、出しても記事になる確率は、あまり高くないのが実態ですが、
その点、取材はとても高い(ほぼ100%と近く)記事になるものです。
そしてその記事は、充実したクオリティの高い記事になります。

取材は、記者の方から情報を取りに来てくれる有難い活動です。
記者も取材に来る以上は、その手間を考えれば、ぜひ記事という結果を出したいものです。
来る以上は、記事になる広報ネタがあると思うからこそ、わざわざ来てくれるのです。

広報としては、絶好のチャンスになる訳です。
これこそ、広報の最大の役目であり、その機会を最大限に有効に使うべきです。
万全の準備をして、適切な情報提供になるように対応してほしいものです。

大学の取材では、多くの場合は、広報担当者が説明をするのではなく、
そのテーマを担当する大学の幹部か教員、またはしかるべき役職の職員になると思います。
その担当者と事前にしっかりと準備をしたうえで、記者の取材を実際に受けて、効果的な取材を実施してほしいものです。

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