選ばれる大学の広報活動とは？

第二の仕事人生として、大学広報アドバイザー職を担当し、１２年前から大学広報をサポートしています。

サポートするにあたり、初めに何が私にできるのか？また、どのように役立てるか？を考えてみました。

当時、大学広報業務は未経験でしたので、何をすればいいのか？と模索しながら、
ますは大学の広報活動を理解することから始めました。

大学の業務、そして大学の広報活動に関しては、実際の経験はありませんたので、
経験のない点は仕方ないので、むしろ素人として、先入観を持たずに観察して、考えてました。

大学との関わりでは、プライベートでは当時長男が大学３年生、そして娘が高校2年生で、進学を考える時期でした。
大学生、および受験生の親として、親目線で大学を見ることは経験していました。
そこで、外から大学の広報活動を見る機会があったことを活かすことから始めました。

そして大学の広報活動をサポートする際に感じたことは、次のような疑問でした。

・なぜ広告・宣伝ばかりやるのだろうか？（広報と広告の混同では）
・なぜプレスリリースを発信しないのか？
・なぜ記者に取材に来てもらわないのか？
・なぜ記者会見／発表会をして発表しないのか？
・なぜメディアの記者に会わずに、営業に会うのか？
・なぜHPで積極的に情報を紹介しないのか？
・なぜ広報予算を、あんなに沢山使っているのか？
・何のために（目的不明の）の広報活動をしているのか？

このような疑問を感じました。これらは、私の企業人時代の広報経験から考えると、とても不思議な疑問に感じました。

そこで大学の関係者と共に、大学という団体・組織において何をすれば効果的な広報活動になるのか。

試行錯誤しながら、大学広報のサポートを始めました。そこから十年以上の年月を経た経験やノウハウなどを、このブログで順次紹介していきたいと思います。