10May
プレスリリースの効果を発揮する上では、まず量的な面での強化ですね。
基本的には、週一回、年間で50本レベルに達したら、次に質的な面での強化を目指せばいいと思います。
まずは、発信件数を増やすことを優先すべきでしょう。では、どのように具体的増やせばいいのでしょうか?
しかし黙っていても増やすことは難しいでしょう。
広報担当者の個人的な努力でも難しいです。
学内の協力体制が何よりも必要です。
広報活動に関する会議体や委員会がある大学も多いと思います。
まずはその強化です。ただ既存の体制を変えることは、案外と難しいいので、
新たなしくみを創る方が、機能しやすいものです。
その際は、学長および決裁権の広報責任者が座長を務めるべきです。
全学を動かせる人が責任者にいないと、担当の教職員だけでは難しいものです。
そして、このような会議体が創っただけけでは、すぐには機能にないものです。
その運営が鍵です。
大学には、多くの教員、研究者がいらっしゃいます。
教員は自身の専門分野があり、学生への教育、そして専門家としての研究をされています。
その方々が、一番多くの情報を持っているはずです。
ただ、先生方は、一般的にプレスをする意義や価値を考えていない方も多いので、
待っていても、情報を提供してくれることは少ないと思います。
そこで、どうやって情報提供をしてもらうのか?学内の情報収集と発掘が必要です。
そこは、先生と広報との信頼関係が必要だと思います。
広報のために情報提供してもらうためには、何等かのメリットを感じてもらわないと
なりません。
また、広報部門、そして担当者との信頼関係です。
広報としては、メディアとの信頼関係を築くことが重要ですが、それ以前に
学内での教職員との関係構築も大事です。